モデルと不良少女のモデルさん
私はとっさに月夜を思いっきり押した。
グサっ…
鈍い音がした。
腹部に電撃の様な痛みが走る。
「っ…」
言葉にならない痛みがはしる。
私は目の前が真っ暗になった。
ドサッ
私は……倒れた。
「お…い。姫香?
嘘だろ?おい、返事しろよ……なぁ姫香……姫香ぁーーー!!」
意識がかすれていく中、
月夜の声が妙にはっきり聞こえた。
そのあと、月夜が誰かを殴った様な音が聞こえた。
そして私の意識が……途絶えた。