君が好き


「ーーーってことなんだけど…」



「……はぁ」



大きなため息をつかれる



私はつつみ隠さず話した



あの女の子たちのことも…


変に嘘をついて後で日向くんにバレたらどんなお仕置きをされるかわかんないし…



「光…」



「ん?」



「ごめんな…」



「え……?」



下を向いて謝る日向くん



何で日向くんが謝るのかわからなかった



「どうしたの?」



まさか私気づかない内に何か日向くんにされてた?



「…もう光を傷つけさせない
ちゃんと終わらせてくる…」



「終わらせてくるって…?」



「光は何も心配することないよ
大人しく寝てて」



そう言って、カタンッとイスから立ち上がり部屋から出て行ってしまった



「心配することはない…か…」



今だに不安が消えない私はゆっくりと眼を閉じた





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