君が好き
「ひか…り…」
口を開けて、すごく驚いている様子…
「こ、こんにちは…」
「何で光が…」
訳がわからなくて、私から由佳里さんに目をやる日向くん
由佳里さんはさっきまでの楽しそうな雰囲気とは変わって、真面目な表情をしていた
「言ったでしょ?
話して欲しい子がいるって…」
「それが光ってわけかよ…」
「そっ…」
重い空気が流れ始める
うぅ、初めて日向くんの家に来くるのがこんな時だなんて…
最悪だ〜…
私が見る限り、由佳里さんと日向くんは数分間にらみ合っていた