君が好き


今日からまた学校…



気が萎える…




けど、休む訳にもいかないから仕方ないか〜




「行って来まーす」




「行ってらっしゃい」




ガチャン、とため息をつきながら家を出る



はぁ〜、ホントやる気出ないよ〜…




下を向いて歩こうとした時



「光、おはよ」



前から声をかけられた




「あ、おは…よう」



頭を上げて反応的に挨拶を返す



そこにたっていた人は北条くんだった



「どうしたの?北条くん」



学校につく前から北条くんと会うとは…



珍しい…




「いや、ちょうど通ってたら光がちょうど出てきた」


「あ、そうなんだ…」



ニッコリして言う北条くん



この様子だとまだ私たちが別れたことを知らないみたいだ



「ね、光一緒に行こう?」


「うん」




別に北条くんが別れたのを知ったからってどうなることもないと思うけど…




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