君が好き
「どうしたの?光」
「ううん、何でもない」
そう言って私も目線を外し、机に向かった
「で、光、それからどうなったの?」
「それからって…」
昼ごはんになり、奈緒と花と屋上でお弁当を広げながら、また日向くんとのデートの話を聞かれて話していた
今はやっと3月という頃で外はちょっと暖かい
けど私の心は冷えていて冷たく、痛かった…
「…あのさ、二人に話したいことあるんだけど…」
楽しむ二人に言った
「え、何?」
「ハッ…!
まさか光もうやっちゃったとか!?」
「えぇ!?」
どうやったらそんな妄想にいくんだろう…
「違うよ
大事なことで、真面目な話…」
私が真剣だということが分かったのか、二人も笑顔から真剣な表情で聞くようになった
いきなりあの事伝えたら二人ともビックリするだろうなぁー…
でも伝えなきゃ…
「あのね…
私日向くんと別れたんだ…」
「「……え……?」」