君が好き
忘れられない気持ち
家に帰ってすぐ二階に上がりベッドの上に倒れた
「はぁ〜、もうどうしたらいいのかわかんないよ…」
ボソッと呟き目を閉じた
「…光…光…」
「ん…」
ゆっくりと目をあけると、そこはすべてが真っ白の空間だった
「…ここ、どこだろ…」
頭がボーとして意識がまだハッキリしない
「光…」
遠くの方で呼ばれた気がした
「…誰?」
そう聞いてみたが、返事は返ってこない
「ねぇ、誰?」
もう一度聞いてみた
すると、うっすらと人影が現れて
「光…ごめん…」
聞いたこととは違う答えが返ってきた
「ごめんって…」
なんのこと?
何を謝ってるの?
あなたは…誰?
「…俺は、光を幸せにできない
俺と一緒にいると、光を傷つけてしまうから…」
一緒にいるとって…
「…もしかして日向くん?」