君が好き
「光!
ごめん、遅れた(汗」



そう、向こうから声が聞こえ見てみる



すると、そこにはあからさまに急いで来たように見える日向くんが、走ってこっちに向かって来ていた



「日向くん!」



急いで私も日向くんの元へ駆け寄る



「だ、大丈夫、日向くん!?」



どうしたらいいのかわからず、とりあえず声をかけてみる



すると、日向くんは息を切らしながら



「だ、大丈夫…。
それより、ごめんね、遅れちゃって…」



もうしわけなさそうな顔をする日向くん



そんな日向くんを見て私は、胸が痛くなった



そして、気づかない間に私は…



日向くんを抱きしめていた


「え、光!?」



ビックリする日向くん



その声で私は、我に帰った


私はバッと日向くんから離れ、顔が真っ赤になるのを感じながら



「ご、ごめん!」



と、謝る



「え、あ、いや…」



いきなりのことで、日向くんもアタフタしている



「ご、ごめんね(汗
…なんだか、日向くんが無事ってわかって安心しちゃって…」



ホッとしながらも、恥ずかしい…



なんであんなことしちゃったんだろ、私〜!?



両手で顔を隠しながら少し、後悔していた



そのまま動けずにいると、いきなり抱きしめられた




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