君が好き
「……」
「……」
反応がない
顔をゆっくり上げようとした時、奈緒と花が私に抱きついてきた
「ふぇっ!?」
ビックリした私は変な声を出してしまった
「光〜!
いいんだよ、気にしないで〜!」
「何、このかわいい子〜!」
二人にグリグリと、頭を撫でられたり、顔をスリスリされる
なに、この状況…?
固まって身動きがとれない私は、ずっとグリグリとされるがまま
それが何分かたった時、やっと離れてくれた