君が好き


どうしよう…



どうしよう…



緊張しすぎて体が動かないよ〜



そんなとき、一瞬だけ目の前が暗くなり、唇に何か柔らかい感触がした



え……?




「光…」



呼ばれるかいなか、
北条くんは私の腕を引っ張り、私をさっきまで座っていたソファの上に押し倒してきた



「キャッ…!」



小さな悲鳴を少しあげる



「北…条…くん?」



さっきまで並んで立っていたのに、いつの間にか北条くんの顔を上にある



それに、異様に顔が近いような…



何が起こったのか今一つかめていない私は、ただ呆然といるしかなかった



「光…」



また名前を呼ばれる



私はわけがわからなかったけど、胸がすごくドキドキした



……この展開ってよく少女マンガとかにあるやつ……?



ってことは北条くん、ホントに私のこと……





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