愛してるよ~!!愛してるって!!
26番にはマネキンは、1つだけだった。
俺のマネキンだけだった。
「いらっしゃいませ。」
葉子が、迎えてくれた。
さっきの受付け嬢の26才仮り葉子と同じ葉子だが、服装が全く違った。
ジーンズにセーターにブーツだった。カジュアルな時のに葉子だった。
長い足にブーツが、良く似合った。
「ここは、商品少ないですよ。1体だけですがよろしいですか。」
26才仮り葉子2が言った。
「いいです。見せて下さい。」
俺は、俺のマネキンの前に立った。
「この、マネキンの総合評価は?」
俺は、焦って聞いた。
26才仮り葉子2は、不思議そうだが、嬉しそうに答えた。
「★8ですよ。
あり得ない事なんですが。なぜかこれだけは、特別みたいです。
現在付き合っている彼氏です。今までこんな事なかったらしいです。」