素直に好きと言えなくて



「どうしたのー?」


「あ、刹那・・・。
ちょっとねー・・・」


困っているのは近藤音々。

赤っぽい茶色の髪が特徴的。


「?なんかあったの?」

「いや、今日この子委員会があるんだけど・・・
急ぎで両親の用事入っちゃったみたいでさ…」

「代わりを出さなきゃなんだけど、
私たちも今日空いてなくて…。」

この二人は音々と仲の良い子達。
いつも一緒にいる。


そういえば、音々って
図書委員だっけ。

あの先生厳しいんだよね…
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