素直に好きと言えなくて



「龍さん、どうゆうことですか?;」


「フルートをもってきてやっても
まだ'きらい'か?」


気にしてたのか。


「き、きらいじゃないよ?
だからフルート返して;;」

「いやだ。」


好きとは言えずに
少し言葉を代えていった。

それでも龍は返してくれない。



「きらいじゃないなら…
俺にも華凜たちのように言えるよな?」


龍が勝ち誇ったような
笑みを浮かべて言った。

このサディストめっ…
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