素直に好きと言えなくて



ザッ…



途端に、龍がシュートを決めた。


こうやって見てるとめちゃくちゃ
かっこいいんだけどなー。


「なんであんなにひねくれてんだろ。」


「心の声が漏れてますわよ、刹那。」


「あれ、おかしいな;」


いつの間にか声にだしていたみたいだ。


「なんだ、終わったのか?」


ふと上から声がする。

龍だ。

私たちに気がついたのか、
蓮と共にこちらへ来たらしい。
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