素直に好きと言えなくて



「声かけたけど。」


私が少しぶっきらぼうに言う。


「そうなのか?
ちびは声も小さいから困るなー。」



わざとらしい言い方。

絶対こいつ聞こえてたよ。


「やっぱきらい」


「わかったよ、それ飽きた。」


一言多いよほんと。



「終わったのなら帰りましょう?
蓮、お腹が好きましたわ。
さっさとしてください。」


「はいはい;;」


「龍も早くっ。
ご飯作れないじゃん。」


「それは困るな。
行くぞ、蓮。」


そうゆうと、二人はさっさと
着替えにいってしまった。



薄情者だあいつ。





程なくして二人は着替えてきた。
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