素直に好きと言えなくて



帰り道。
私たちはいつも並んで帰る。


今日は休みの日について話していた。



「日曜日は何時から
試合なんです?」


「1時だよ。
いつもの練習で使う体育館で。」


華凜が聞く。

それには蓮が答えた。


「それではお弁当を作っていきましょうか。」


「私いっつも作ってるけど。」


「あれじゃ足らん。」


龍が口を挟む。
あれで足りないだと!?

まぁ試合の日はしょうがないけどさぁ;;


「じゃあおっきいお弁当箱買ってよ!
そしたら作るよ。」


「弁当を2つにすれば
早い話だろう?」


「いやそうゆう問題じゃないでしょ。」


「?違うのか?」


変なとこで天然。
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