素直に好きと言えなくて



「とにかく!
足らないならおっきいお弁当箱買って!!」


「自分で買えばよろしいのではなくて?」


華凜が口を挟む。


「え、そうゆう問題?」

「実は刹那が弁当作りたい
だけだったりしてー♪」

蓮も口を挟んできた。


「いやいや本人が
足りないって言ってるよ?
てかお弁当箱私の3倍近くあって
足りないってどゆこと?」


「・・・そうゆうときもあるだろう?」


ないだろう。


・・・あ、そういえば。
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