素直に好きと言えなくて
「何か問題でも?」
隼人が少し挑戦的な目になる。
「おおありだ。」
その質問に答えたのは
幼なじみたちだった。
「刹那にあなたは合いませんわ。」
「刹那は言語能力ないし、」
「頭はいいくせに
ドジでバカですし、」
「唯一の取り柄が
音楽と料理しかない。」
「待って、私けなされてる。」
「いいじゃないか♪」
「何が?ねぇ何が?」
全然私の話聞いてくれないよこの人たち。
てゆかその前に!