素直に好きと言えなくて



「なにをそんなに
怒ってるんだい?」


笑顔で問いかける隼人。


「嫌がっているだろう。
それ以上近づくな。」


一方、隼人が笑顔になるほど
顔を不機嫌にさせる龍。



再び二人の間で火花が散る。



「・・・そうなの?
刹那ちゃん・・・。」


隼人が子犬のような
悲しい顔をする。


急に私に振るか∑


てゆかその顔
ほんと苦手なんだけど(泣)



ここは穏便に行こうか。


「あのね、おと・・・」
< 60 / 73 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop