守護霊は執事様?!
普段から守護霊がついている…。なんて友達には言えない…。
家業?も公には出来ないことだし。






呼ばなくても仁は必要な時にでてきてくれた。
実態はないから邸以外では他人…。力のある人でないと見えない。






時たま…。そんな人がいて決まって言うセリフは「幽霊!」…。いや守護霊ですよ…。なんて言えないから…。






だから名前を呼ぶ。






「我守護霊仁よ!我が声に従い我を守護せよ!」





私の髪がフワリと逆立ち…。風が吹けば現れる。





年?わからない守護霊だし。仁は仁としてしか見てない。






桜子?黒い二本のしっぽがある化け猫。桜の樹で出会ってから邸に住み着いてる。






自称女王様、兼用心棒…。居候の間違いかも。






結界を作り守るのが私の仕事…。






矛と楯の楯…。






見えちゃうのも困りもの…。学校とかけっこういるんだよね。






結界作るけど…。まだまだ未熟。仁がいなきゃ私は…弱い。






桜子もいないと私は…寂しい。






両親はいない…。矛と楯の力を使い井戸を守って…。






幽霊なんて、沢山いるんだけど…。






結界…。矛の力は…。私には受け付けなくなった。






幽霊をだから私は…。消せなくなった。
浄化出来ない。






仁の力で浄化する。






今日も窓から外に目を向ける。






ほら、あそこにふよふよ、ゆらゆら漂ってる。






気付かれるとめんどくさいから完璧に無視。
こっちに気付かれてあっちが迷惑ホントはしてるかも…。






悪い…。感じなら仁を呼ぶ。いつの間にかいないこともある。執事は大変そうだし…。






友達にもこんな悩みは言えない…。ましてや幽霊が見えますなんて、言えないよ…。






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