マジか【BL】
だけどそれこそ、
知れば知るほどに、
部屋は散らかってるわ全裸で寝るとか。
天津に好かれる要素は減っていくばかりじゃないか?
そう思ったのに、
知れば知るほど、
放っておけなくて、余計気になる。
「勝手だけど、
俺がいてやんなくちゃって思うんだ」
彼はそう言った。
マジでか。
それは奇遇だな、
俺は俺で、
一緒にいてやらなきゃと思うんだ。
特に、同窓会とか。
そう答えると、
天津はよくわからないといった顔をした。
それでも、
一緒にいると、そう言うと、
彼は顔を綻ばせた。
そんな訳で、
どういう訳だか、
まあなんだか、付き合う事になった。
マジで。