マジか【BL】


だけどそれこそ、
知れば知るほどに、
部屋は散らかってるわ全裸で寝るとか。

天津に好かれる要素は減っていくばかりじゃないか?


そう思ったのに、
知れば知るほど、
放っておけなくて、余計気になる。

「勝手だけど、
俺がいてやんなくちゃって思うんだ」

彼はそう言った。

マジでか。

それは奇遇だな、
俺は俺で、
一緒にいてやらなきゃと思うんだ。

特に、同窓会とか。


そう答えると、
天津はよくわからないといった顔をした。


それでも、
一緒にいると、そう言うと、
彼は顔を綻ばせた。



そんな訳で、
どういう訳だか、

まあなんだか、付き合う事になった。

マジで。



< 18 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop