モンスター学園 partⅠ
「ま、一言でいえば、神姫って事だ。」
「でも、なんで今の時期に。しかも、まだ……」
「んなこと、俺に聞くなよ。いつかこいつに聞けばいい」
リオはニッっと口角をあげると
あたしの頭に手をポンと置いて机に戻った。
……ありがとうって言うの忘れちゃった…。
「まぁまぁ!みんな静かに!!」
校長が一言言うとやっぱり素晴らしいほど、静まり返った。
「リオが言ってたことは、ほんとよ。だから、みんなこの子をあいつ等から守ってあげてね。」
「「「「はい…」」」」
「じゃあ、あたしは戻るから。」
「あ、はい」
「美姫ちゃん。襲われないようにきをつけてね。じゃ。」
校長先生はあたしに手を振りながら、パッと消えた。
襲われないようにって……
なんなの、いったい!!