モンスター学園 partⅠ
ようこそ、モンスター高校へ!?
「美姫お前には、黒薔薇高校に行ってもらう事にした。」
ガタッッ
お父さんの急な言葉に、あたしは持っていた茶碗を落としそうになった。
「え…お父さん何言って…」
動揺しているあたしを無視してお父さんは、平然とニコニコしている。
「ある事情で、美姫にはあそこに行ってもらわなきゃいけないんだ。もちろん、もう手続きはしてあるぞ!安心しろな!」
「いや、そんな急に言われても…ねぇ…」
なんて、勝手な野郎なの!?
娘の気持ちは無視かい!!
「ヤダヤダヤダ!!!あんなとこ行きたくない!!」
だってあそこは……
………モンスター学校だから!!!