モンスター学園 partⅠ

「でも…」


「いちいちうるさいなぁ」


「きゃっ…ごほごほっ」


やつがあたしのお腹めがけて殴ってきた。




「あ、ごめんね?でもうるさい神姫ちゃんが悪いんだよ?」



「うっ…」


そんな時リオが目を覚ました。



「リオ!?大丈夫!?」


「あ~、まだ生きてたの?まったく世話の焼ける弟だね」



「美姫に……手を…だす…なっ!…」



リオは毒で動かないはずの体を持ち上げて睨んだ。
< 232 / 305 >

この作品をシェア

pagetop