モンスター学園 partⅠ

「ねぇ、夜になると自分を制御できないってどういう事?」





「常に、ここにはモンスターを強暴化させる放射線みたいのが飛びかってるの」



「…放射線?」



「そう。私たちキングクラスはそんなのへっちゃらなんだけど、ビショップクラスにはひとたまりもないのよ。」









「で、その放射線は夜になると3倍以上に増えるの。そうなっちゃうと昼は平気だったモンスターも夜は強暴化したりするのよ。」







ほんと、困っちゃうわーと言いながらサナはベンチから立ち上がった。









「美姫、レナ!やばい…」







サナは時計を見ながら顔を青ざめた。


< 26 / 305 >

この作品をシェア

pagetop