モンスター学園 partⅠ
それから3分後……
「はぁはぁ…二人とも早すぎ、あたし三途の川渡りそうになったよ…」
あたしは遠くなっていた意識を引き戻し
2人に訴えた。
「「ごめんごめん!!」」
やっと教室に着いたあたしたちは、先生に怒られながらも席に着いた。
どっちにしろ遅刻じゃないか…。
あたしの苦労は…なんだったんだい。
それにしても、さっきので二人が妖怪なんだなぁって実感したなぁ。
「ねぇねぇ、美姫」
席について20分くらいたった時後ろの席のサナに呼ばれた。
「ん?」
手渡されたのは……手紙?
サナはクチパクで読んでと言っている。
あたしは先生の目をぬすんでこっそり手紙をひらいた。
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今日放課後ヒマ(?_?)
もしヒマなら
この近くにクレープ店ができたの♫
この後一緒に行こ?
byレナ&サナ
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クレープかぁ…
食べたいな~~
あたしはその手紙の隅に
ペンで"いいよ!"と書きサナに渡した。