モンスター学園 partⅠ
「やばい!食べすぎたかなぁ…。」
レナはお腹をさすりながらぶつくさ呟いていた。
細いからそんなこと気にしなくてもいいのに。
あたしといえば…
「あーおいしかったぁ!!また来ようね!」
体重なんて気にしない!
部屋で食べようと思ってお持ち帰り用のクレープまで買っちゃった!
帰り道向こうの方に海が見えた。
なんでだろ?
なぜか、あの海に呼ばれている気がした。
気になったのでみんなに一言「海よってから帰るね」と伝えて、海に向かった。
……でも、これが間違っていたんだ。
あの時、海に何か行かなければ、
辛い現実を知らなくて済んだのに……
普通の高校生で……いられたのにな。