モンスター学園 partⅠ
それから、王が言った話に朝陽は耳を疑った。
「レイラは死ぬ寸前に美姫に自分の力を授けた。だが、今の美姫にはその力を体内に収めておけないらしいんだ。だから一度美姫を眠らせようと思う。」
「眠らせる…?」
「そうだ、別に殺すわけではない。少しの間眠っててもらうだけだ。」
「………」
「そうしないと、この子はすぐに死んでしまう」
大切なこの命を守るためにその方法しかないのならしょうがない…と
朝陽は迷わず承諾した。
そして、美姫は100年の長い眠りについた。
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