愛する彼のピアス。
「ほんとキザなせりふ・・・助けてくれて有難うでも、
私は失恋して、それも先生いえ実の父親にね

こんな馬鹿で陳腐な事ってあると思う、普通はないよね」

「そうだけど、複雑なんだね君んちは」旬もあきれた様に言い放った。

話を聞くと旬は、このマンションにスナック勤めの母と二人で暮らしてるそうだ。


この人も寂しい人間なのだ・・・。
< 23 / 56 >

この作品をシェア

pagetop