愛する彼のピアス。
俺自身も、相当ショックを受けた、実の娘と知らずに愛そうとしかかっていた

そしてキスまでしてしまった、教師としても親としても失格で

ある。娘に謝りたい。

俺は、由果の母の元カノの木綿子に電話を掛けて聞いた。

「由果は、帰って来たの?」

「ううん、まだ、何処に行ったのかしら友達の所にも電話を掛けて聞いてけど
知らないって」

木綿子の声は元気がなかった・・・。

「そうか、俺はその辺を探すよ」

何処に行ったんだろう・・・。

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