恋の短編集
彼「いきなりそんなん言われても顔もようしらんしなあ」

「みじめ名前も覚えられてない・・・」。

「ほななかわるわ」
私「こんにちわ」

彼「こんにちわ」
彼「俺、好きな子おるねん」

私は思いきって言おうと思った
「あのう私と友達からでいいですからつきあってください」

彼「友達ならいいけどな」

私は友達にもなれないと思ってたからとても嬉しかった!

でも明日教室でどんな顔しょう・・・

ホントはこっそり彼を見てれば良く満足だったのに。

何故女はお節介やくんだろうか、そのお節介が嫌だった。

さっそく翌日、昼休み廊下で出会った時に彼から

「ヨ!三浦」と明るい声で話かけられた

私は「・・・・・」無言になり彼の顔も見れなかった。

「そんなんじゃいかんで、もう少し明るくならな」と彼から言われた。

それから学校で会うたびに話しかけられたけど・・・

結局私は、大人しい根暗の女子のままだった。

ハンサムとは話せないから、駄目な女だ。

凄く緊張する、不細工男とは話せるのに:笑。
< 129 / 140 >

この作品をシェア

pagetop