恋の短編集
あさっての夜まで父のお金は届かないので、

翌日は東本願寺の近くの旅館に止まった。


お金が届くまで一日開いたので、友達と京都見物して、夜に彼に会いたいと

彼、人志に電話したら、仕事で今日の夜には来れないけど朝6時にしか来れない

と言われた。

朝6時に彼は私達が止まってる旅館に彼は来てくれた。

相変わらず彼はハンサムだった。

止まった旅館の近所の喫茶店で軽い朝食を取りながら、彼と話した。

この様にまともに話すのは、初めてだし

何せ彼と会うのは

久しぶりだったから、私は彼の顔を、目をじっーと見つめる事が恥ずかしくて、

彼をチラチラ見ながら

中学持代に大人しく無口だった私が、たわいもない話をまくしたてて


照れ隠しでとりとめもなくベラベラ喋っていた。
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