恋の短編集

美術館の中はシーンとしていて、


皆は熱心に観はいっていた。

私達も絵を次々に見ていった、


先輩は、絵の事に意外と詳しかった。

「ムンクのこの絵、:叫び:ていうの顔が面白いよね」。

「このピカソはねえ・・・」


先輩の声は、高くてソフトで聞きここちが良く響き、


美術館もシーンとしていたので

私は次第に眠たくなっていった、まぶたも閉じ気味に

先輩は気ずいたのか・・・。










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