私の存在
入学式の次の日,私はトモと仲良くなった。



トモは本当に面白い。



ひたすら喋る。



私も結構喋る方だけど,トモ更によく喋る。



それからアサちゃんも加わり,3人で行動を共にするようになった。



トモ:「たぃがい,オリエンテーションとか長すぎぢゃろ。まじガン寝だったけぇね。」



アサちゃん:「本当に疲れたねぇ。」



授業が始まるまでのオリエンテーションはずっと3人でいた。



そしたら,サキとヒロミが声をかけてきてくれた。



サキは美白美人。



こんな子クラスにいたんだ。



今さら気付く。



私って鈍い?!



それからは5人で過ごすようになった。



けど,女の奇数って微妙なのかな??



なんとなく………いつの間にか………おとなしめのアサちゃんはハミぢゃないけど,会話についてこれず,いつの間にか違うグループになっちゃった。



だから,トモとサキとヒロミの4人。
< 3 / 15 >

この作品をシェア

pagetop