桃色彼氏と帰り道






「おい、こら。起きろ」



……??



「えっ?」



気づけば家の近くのコンビニだった。



…あたし、寝てた?



悠夜との大事な時間中!?




もったいない……。




「早く降りるぞ」

「あっ。うん、今降ります。」


さっとシートベルトを外して
車を降りた。



「あれ?悠夜も降りんの?」

「コンビニに行くついでって言ったろ。」



あ。まだそれ設定なんだ?

と思いながらにやけてしまう。



「今日、んなにバイト大変だったわけ?」

「そだねーでも悠夜が来てくれたから
ぶっ飛んだ!!」

「あっそ。」





って、それだけ?


少しは喜ぼーよ??



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