【短編】あたしだけの王子様












陸は余裕な笑みであたしにそう言うとあたしの耳に手を伸ばした。





あたしは耳から手を離しその手を振り払う。














「もうヤダ!!////


陸のバカ!!」





「は?佐紀お前……」














ープシューッ














陸が話し終わる前にあたし達の横にある扉が開いた。






あたしは電車から飛び出す。














「ー……おい!!!」











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