ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
「正直に言わないと、お仕置き。
あのね里中さん、
教えといてあげる。
ベッドの中では、全部
捨てて正直になればいい。
男には、それが一番キクんだよ」
「え………?」
濡れた視界の中で、柚木
クンはそっと目を細めて続けた。
「くだらない意地も、変な
気遣いもいらない。
ただ自分が気持ちよくなる
ことだけ、考えればいいんだ」
(意地も、気遣いも――…)
そう言われて、ふと拓巳の
ことを思い出した。
思えば拓巳とのセックスは、
したがる彼に合わせてる
時があったかもしれない。
もしかしたらそれも、
“変な気遣い”だったのかも。
_
あのね里中さん、
教えといてあげる。
ベッドの中では、全部
捨てて正直になればいい。
男には、それが一番キクんだよ」
「え………?」
濡れた視界の中で、柚木
クンはそっと目を細めて続けた。
「くだらない意地も、変な
気遣いもいらない。
ただ自分が気持ちよくなる
ことだけ、考えればいいんだ」
(意地も、気遣いも――…)
そう言われて、ふと拓巳の
ことを思い出した。
思えば拓巳とのセックスは、
したがる彼に合わせてる
時があったかもしれない。
もしかしたらそれも、
“変な気遣い”だったのかも。
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