ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
腰を弾ませ、快感に溺れる。
熱く雫を生み続けるそこに、
柚木クンが自身のたかぶりを
押し当てた。
迫りくる圧迫感にほんの
少し体を強張らせた時、
彼が風のように囁く。
「美咲――…」
(………え………?)
初めて呼ばれた下の名前。
彼の声がこの名を口にする
なんて、何だか不思議で
ドキッとした。
そんなあたしに、柚木クンは
少しだけ唇の端をあげて笑って、
「いつまでも苗字じゃ、
いくらなんでもムード
ないでしょ。
ね……こっちの方が
断然いいよ、美咲」
_
熱く雫を生み続けるそこに、
柚木クンが自身のたかぶりを
押し当てた。
迫りくる圧迫感にほんの
少し体を強張らせた時、
彼が風のように囁く。
「美咲――…」
(………え………?)
初めて呼ばれた下の名前。
彼の声がこの名を口にする
なんて、何だか不思議で
ドキッとした。
そんなあたしに、柚木クンは
少しだけ唇の端をあげて笑って、
「いつまでも苗字じゃ、
いくらなんでもムード
ないでしょ。
ね……こっちの方が
断然いいよ、美咲」
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