ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
「……ありがと」
着替えとメイクを済ませて
リビングに行くと、テーブルに
二人分の朝食が並んでた。
柚木クンの席の足元では、
ファズが先にペットフードに
かぶりついてる。
(おいしそう……)
ファズのご飯じゃない。
あたし達用の方。
そう――彼が自分で『できる』
って言ってたとおり、
どうやら彼は本気で
料理が得意らしい。
『せめてものお礼に朝食
くらいは作るよ』なんて
言うから、遠慮なくお願い
することにしたら、ここ
連日相当豪華なメニューを
並べてくれてる。
今朝はクロワッサンサンドに
野菜スティック、クリーム
チーズとアボカドのディップ、
アプリコットソースをかけた
ヨーグルト、カフェオレ。
_
着替えとメイクを済ませて
リビングに行くと、テーブルに
二人分の朝食が並んでた。
柚木クンの席の足元では、
ファズが先にペットフードに
かぶりついてる。
(おいしそう……)
ファズのご飯じゃない。
あたし達用の方。
そう――彼が自分で『できる』
って言ってたとおり、
どうやら彼は本気で
料理が得意らしい。
『せめてものお礼に朝食
くらいは作るよ』なんて
言うから、遠慮なくお願い
することにしたら、ここ
連日相当豪華なメニューを
並べてくれてる。
今朝はクロワッサンサンドに
野菜スティック、クリーム
チーズとアボカドのディップ、
アプリコットソースをかけた
ヨーグルト、カフェオレ。
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