ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
……でもまぁ、今さらそんな
文句を言ったってどうにか
なるわけでもない。
結局あたしは、軽いため息
だけでその点は不問にして
言った。
「わかったわ。
じゃあ、残業頑張って」
通話を切り、携帯を
バッグにしまう。
――さて、どうしよう。
「休日前夜にこのまま
帰れっての?
ジョーダン」
それじゃこの一週間の
あたしは、本当にただの
働きづめだ。
なんの楽しみもなく、
今週が終わっちゃう。
特に目新しい予定じゃ
なくても、予定は“ある”
ことが重要なの。
それを楽しみに頑張ってた
とか、そこで気分転換とか
――とにかく、そういう
スパイスなんだから。
_
文句を言ったってどうにか
なるわけでもない。
結局あたしは、軽いため息
だけでその点は不問にして
言った。
「わかったわ。
じゃあ、残業頑張って」
通話を切り、携帯を
バッグにしまう。
――さて、どうしよう。
「休日前夜にこのまま
帰れっての?
ジョーダン」
それじゃこの一週間の
あたしは、本当にただの
働きづめだ。
なんの楽しみもなく、
今週が終わっちゃう。
特に目新しい予定じゃ
なくても、予定は“ある”
ことが重要なの。
それを楽しみに頑張ってた
とか、そこで気分転換とか
――とにかく、そういう
スパイスなんだから。
_