ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
「やめてよ、そんなんじゃ
ないって」
ご勘弁と手を振るけど、
奈々は異様に真面目な顔で
あたしを見据えて、
「だってエッチが面倒とか、
会えなくても寂しくないとか、
ラブラブな女子が言うか普通?」
「だからそれは、お互い
仕事忙しいし、それで
疲れてる時だってあるし……」
知り合った時からあたし達は
それぞれ今の仕事をしてて、
同じ状況だった。
だからあたし達がこんな
感じの付き合い方なのは、
昔からだ。
「仕事と恋は別物でしょ。
たとえ忙しくたって、好き
なら会いたいし、シたいと
思うのが自然な感情じゃない。
美咲だって昔はそうだった
でしょ?」
_
ないって」
ご勘弁と手を振るけど、
奈々は異様に真面目な顔で
あたしを見据えて、
「だってエッチが面倒とか、
会えなくても寂しくないとか、
ラブラブな女子が言うか普通?」
「だからそれは、お互い
仕事忙しいし、それで
疲れてる時だってあるし……」
知り合った時からあたし達は
それぞれ今の仕事をしてて、
同じ状況だった。
だからあたし達がこんな
感じの付き合い方なのは、
昔からだ。
「仕事と恋は別物でしょ。
たとえ忙しくたって、好き
なら会いたいし、シたいと
思うのが自然な感情じゃない。
美咲だって昔はそうだった
でしょ?」
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