ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
やがて15分ほど走って車が
到着したのは、都内にある
シティホテルのエントランス。

すでにチェックインして
いたのか、車を降りた蘭子
さんは迷わずロビーに直行し、
部屋番号を告げてルーム
キーを受け取った。


高層階にあるその部屋へ
エレベーターで移動し、
促されるまま中に入る。


中はすごく広くて豪華な
部屋で、よくあるワンルーム
じゃなく、リビングと
ベッドルームに分かれてた。


蘭子さんはあたしを残して
また一人サッサとリビングに
進むと、ソファにドサッと
体を沈めて、


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