ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
(あたしが――柚木クンの
ことを好き――…!?)
蘭子さんの口調には、
これっぽっちも疑いがない。
なぜだかわからないけど、
彼女はそうだと思い込んでる
みたいだ。
「あ、今さらしらばっくれ
たりしないでいいのよ。
もう全部わかってるから。
今日は、あなたと腹を
割って話をしたいの」
「ちょっと待って下さい。
何ですか、全部わかってる
って?」
意味がわからない。
蘭子さんはあたしと柚木
クンのことをどこまで
知ってるの?
そしてどうして、あたしが
柚木クンを好きだなんて――。
(まさか、柚木クンがそう
言ったの……?)
_
ことを好き――…!?)
蘭子さんの口調には、
これっぽっちも疑いがない。
なぜだかわからないけど、
彼女はそうだと思い込んでる
みたいだ。
「あ、今さらしらばっくれ
たりしないでいいのよ。
もう全部わかってるから。
今日は、あなたと腹を
割って話をしたいの」
「ちょっと待って下さい。
何ですか、全部わかってる
って?」
意味がわからない。
蘭子さんはあたしと柚木
クンのことをどこまで
知ってるの?
そしてどうして、あたしが
柚木クンを好きだなんて――。
(まさか、柚木クンがそう
言ったの……?)
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