ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
「……なんだ? うるさいな」
さすがに苛立ちを感じて、
瞬也はソファから立ち上がり
インターホンへと歩み寄る。
少し背中を丸めてモニター
画面を覗き込んで……次の
瞬間、瞬也は思わず大声を
あげそうになった。
「―――美咲!?」
とっさに抑えて、何とか
普通のトーンに納めたが、
驚きでさらにモニターに
顔を近づけた。
見間違いかと再確認するが、
間違いない。
画像の中にいるのは、
まぎれもなく美咲だ。
(なんで、美咲がここに――!?)
蘭子の住居を美咲が
知っているはずはない。
それなのに、なぜ?
いやそもそも、美咲は
ここに何をしに来たのか?
_
さすがに苛立ちを感じて、
瞬也はソファから立ち上がり
インターホンへと歩み寄る。
少し背中を丸めてモニター
画面を覗き込んで……次の
瞬間、瞬也は思わず大声を
あげそうになった。
「―――美咲!?」
とっさに抑えて、何とか
普通のトーンに納めたが、
驚きでさらにモニターに
顔を近づけた。
見間違いかと再確認するが、
間違いない。
画像の中にいるのは、
まぎれもなく美咲だ。
(なんで、美咲がここに――!?)
蘭子の住居を美咲が
知っているはずはない。
それなのに、なぜ?
いやそもそも、美咲は
ここに何をしに来たのか?
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