ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
気づかないうちに――
あたしはもう、この声と
体温に、甘く溶かされる
体質になってしまったみたいだ。
「んっ―――…」
焼けるように熱く、唇が
深く重なった。
痺れるような激しいキス。
柚木クンの唇は、あたしの
中の色んなものを侵食してく。
「好きだよ、美咲。
ずっと、オレだけのものに
したかった」
「ん………。
柚木クン、ここは……」
内から来る衝動は、あたしも
抑えられない。
だけどここは、あの
女の人の部屋だ。
「……行こうよ。
ここじゃない所へ」
キスを中断して囁くと、
柚木クンも『もっともだ』
と言うように頷いた。
_
あたしはもう、この声と
体温に、甘く溶かされる
体質になってしまったみたいだ。
「んっ―――…」
焼けるように熱く、唇が
深く重なった。
痺れるような激しいキス。
柚木クンの唇は、あたしの
中の色んなものを侵食してく。
「好きだよ、美咲。
ずっと、オレだけのものに
したかった」
「ん………。
柚木クン、ここは……」
内から来る衝動は、あたしも
抑えられない。
だけどここは、あの
女の人の部屋だ。
「……行こうよ。
ここじゃない所へ」
キスを中断して囁くと、
柚木クンも『もっともだ』
と言うように頷いた。
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