ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
「は………?」
受付嬢は眉をひそめてマジ
マジとあたし達を見た。
瞬也を見て、あたしを見て、
もう一度瞬也を。
その二回目に目が合った時に、
瞬也はとうとう自分の
身分を明らかにする。
「やれやれ。何度か会ってる
けど、思い出してもらえない
みたいだな。
キミ、社長に側近がついたの
知ってるだろ?」
「えっ? ……あ………!」
言われてようやく受付嬢は
気づいたらしい。
でも、目を白黒させて驚いてた。
社長の側近が私服姿で、
見知らぬ女と社長を訪ねて
るんだもの、当然と言えば当然。
「事情は話せないけど。
とりあえず関係者だって
ことはわかっただろ。
社長に確認をとってくれ」
_
受付嬢は眉をひそめてマジ
マジとあたし達を見た。
瞬也を見て、あたしを見て、
もう一度瞬也を。
その二回目に目が合った時に、
瞬也はとうとう自分の
身分を明らかにする。
「やれやれ。何度か会ってる
けど、思い出してもらえない
みたいだな。
キミ、社長に側近がついたの
知ってるだろ?」
「えっ? ……あ………!」
言われてようやく受付嬢は
気づいたらしい。
でも、目を白黒させて驚いてた。
社長の側近が私服姿で、
見知らぬ女と社長を訪ねて
るんだもの、当然と言えば当然。
「事情は話せないけど。
とりあえず関係者だって
ことはわかっただろ。
社長に確認をとってくれ」
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