ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
☆☆☆☆☆
―――――一年後――…。
「美咲、明日の参加メンバーの
リスト出来てないの!?
見当たんないんだけどっ」
PC画面を睨みながら、奈々が
軽く焦った声で問いかけてくる。
あたしは、その明日お世話に
なる会場の業者宛のメールを
作る手を止めて、
「―――え?
そんなわけないでしょ、
できてるわよ。
あ、そう言えば瞬也が
フォルダ整理したって
言ってたけど――…」
「はぁっ!? それでか~!
もぉっ、あたし聞いて
ないよーっ」
「ゴメンゴメン。
瞬也、多分もう少し戻らない
から、とりあえず検索して
自分で探して」
_
―――――一年後――…。
「美咲、明日の参加メンバーの
リスト出来てないの!?
見当たんないんだけどっ」
PC画面を睨みながら、奈々が
軽く焦った声で問いかけてくる。
あたしは、その明日お世話に
なる会場の業者宛のメールを
作る手を止めて、
「―――え?
そんなわけないでしょ、
できてるわよ。
あ、そう言えば瞬也が
フォルダ整理したって
言ってたけど――…」
「はぁっ!? それでか~!
もぉっ、あたし聞いて
ないよーっ」
「ゴメンゴメン。
瞬也、多分もう少し戻らない
から、とりあえず検索して
自分で探して」
_