ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
☆☆☆☆☆
「あの柚木クンがねー。
ホント意外。見てみたかったわ」
―――昼休み。
会社近くのカフェでランチを
食べながら、奈々が言う。
朝のうちに、始末書を書く
ことになった顛末だけを
簡潔に話した。
もちろんその後起こった
ことは恥ずかしくて
言えないから、彼がそれを
“客がウザかったから”と
話したことは秘密だけど。
当然のごとく、奈々は
信じられないって顔で驚いて、
今もまたこうして繰り返してる。
……昨日の柚木クンさえ
知らなければ、至極頷ける
反応だ。
_
「あの柚木クンがねー。
ホント意外。見てみたかったわ」
―――昼休み。
会社近くのカフェでランチを
食べながら、奈々が言う。
朝のうちに、始末書を書く
ことになった顛末だけを
簡潔に話した。
もちろんその後起こった
ことは恥ずかしくて
言えないから、彼がそれを
“客がウザかったから”と
話したことは秘密だけど。
当然のごとく、奈々は
信じられないって顔で驚いて、
今もまたこうして繰り返してる。
……昨日の柚木クンさえ
知らなければ、至極頷ける
反応だ。
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