吠えろ!演劇部2011
第5部 翡翠の風

始動!星屑のレジスタンス!

清士郎・・・!また戦場で会おう!頼もしい友よ!
「で杏香、こっからどうする訳?」
「そうさね~、明日から学校には行かないかな。」
「ハァ?」
「だから学校には明日から行かないってば。ホラ、連中との戦いでさ、無関係の学生巻き込まずに戦うのって難しいし、パパ達の仕事を手伝うなら行けないしね。」
「それもそうか!じゃ、私はしばらくお姉ちゃま達の手伝いに行くかな。」
「そう!じゃあまた今度なッ!」

こんな感じで今日は解散、明日からはパパ達レジスタンスのメンバーとして戦うんだ!



次の日
レジスタンス地下本部
「杏香、今日みんなを呼んだのは他でもない。みんなに任務を与えるためだ!まずこの地図を見たまえ。」
パサッ
「ここの地区には五角セクタァの基地の一つがある訳だが、これを壊滅させてもらいたい。」
ザワッ
「たしかここは伊勢崎!群馬伊勢崎に基地があるとは!」
「いや、まだ他にも基地はある。」
パサパサッ

ここは!逗子に我孫子!この関東に三つの基地を置いていたとは!
「それで杏香のじいさん、どっから攻略したらいいかな?」
「ほっほっほ、気が早いのォ!みんなにはこれらを攻略してもらいたいのじゃが、同時に攻略してもらいたいのじゃ。」
同時!?
「この3基地は五角セクタァ関東ブロックでも主要基地じゃ。この3基地を同時攻略し陥落させれれば連中の戦力も削げるじゃろ。」
なるほど、かたっぽを侵攻するとなるともうかたっぽが救援に来る訳だからそれを防ぐには同時攻略するっきゃあないってとこか。さすがじいちゃん!
「でもおじいちゃん、他のとこは?」
「他のところには攻略要因の藤林の特殊部隊員が指示待ちで潜伏中じゃ。東京には恵里菜、おぬしの父達が攻略に向かう。そう、我が息子正豊!アントン!ストラーダ!トルケーゼ!インサリア!が向かうことになっておる。」
パパが!?
「つー訳だ!杏香、ちょいと言って来るわ!」
「正豊、お前ワクワクした顔になってんぞ?」
「だってよぉー、今からマジワクワクしてんだよ!久々の大戦争の狼煙だぜ?こんな戦いを前にワクワクしないヤツはいないって!」
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