吠えろ！演劇部2011

これだけ言うてもまだ気付けへんのか。とんだアホやな
｢つまりウチはあのドーム内の酸素濃度を100%にし連中を3秒ばっかし純粋酸素に漬けたんや。まあ10秒やったら今ごろおだぶつやろうけどな！あえて3秒！せやかて3秒大量に吸ったもんやから死にはせぇへんかったがおだぶつるよりもっと思い罰を受けることになったっちゅうことやな！｣
｢なにィーッ！なめやがってこのガキャァーッ！火之迦具土！｣
｢アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ｣
ボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴ
｢アリーヴェデルチ（ほなさいならや）！｣
ドッガャアーン
｢ゴボッ｣
ドドッサァーッ
ジャン、見たか？ジャンが守り抜こうとしてた矢を守り抜いたで！せやけど・・・矢を守り抜き創世化神を手にした代償はデカすぎたわ。ジャン・・・！
愛してその人を得ることは最上である・・・。愛してその人を失うことは、その次によい―ウィリアム・メイクピース・サッカレー 19世紀英国作家―
グッ
シュッ
ジャン！アンタのバンダナはウチがもらう！これからはこのバンダナでウチと一緒に戦ってな！アンタはフランスで蔓延しとる麻薬の原因が革新社が絡んどると気付いてレジスタンスに先駆け戦い、両足を失ってなお戦う道を選んだ。そして今天に昇った。世界がどうのこうのなんてどうでもよかった。祖国を腐らせる麻薬、そしてそれをばらまく悪意から祖国や大事なみんなを守りたくて戦ってたんよな？



ジャン、ウチはみんなと一緒に五角と戦うッ！







第5部 完