護りたい恋
あなたは私に
メールするよと約束した
だからあなたからの
連絡を待っていた
だけどなかなか来なかった
そして私は諦めかけ
部室へ行った。
「明!
今日の自主練の最終
いつも通りだって」
友達の祐希は着信した
部のメルマガを確認した
「え、今何時?」
「2時ちょい前ぐらい。
1:54だよ」
あと4時間以上もあるのか…
「私、絶対途中で帰るわ
まぁどうせ遊ぶけど。」
「そうだ!
明、帰り際でいいから
楽譜探すの手伝ってよ」
「分かった分かった。」
あなたがいるなんて
期待してなかったけど
一息ついて部室のドアを開けた
目の先には楽しそうに
話してたあなたがいた
メール待ってたのにな…
そんなに楽しそうに
他の人とは喋るの…?
あなたの何者でもないのに
気付けば勝手に妬いてた
バカバカしいよね。